今日は飛べたかな

平成16年12月12日(日)
気圧配置を見ると高気圧が北からどっぷりと張りだしている。
こんな時は北が入りやすい、ダメもとでエリアに向かう。

途中中之条当りは穏やかだったのに、やはり小野子は北西が強かった。
竹がわさわさと激しく揺れていた。

ここ数週間飛べなかったためか、連絡をくれなっかった人も集まり少しにぎやかに。
10時30分を過ぎると、たき火の煙が次第に北西から立ちはじめてくる。
とりあえず乗り合いでTOに向かった。

TOには順調に南東からいい感じでブローも入り、たき火の煙も完全に南東に替わっ ていた。
本日は先頭で11時30分TO、グライダーが随分くたびれているのかなかなか揚力 を感じることができない。

左に旋回して320TO方向へ、そのまま強いサーマルに乗り+350m。
ゴツゴツとしていて乗りにくいサーマル。
サーマルを途中で捨て、「中尾根」へ直接移動開始。

2004年12月12日(日)フライトナビゲート 

「ゾウの檻」の手前でサーマルヒット、+550mまで上げる。
そのまま回し続けると雨乞山方向に行きそうなので、ここでもサーマルを途中で捨てる。
どうも雨乞山のサーマルは好きになれない。

「中尾根」中段に取り付き粘る。
今日のサーマルはどこもゴツゴツしていてうまく乗れない。
グライダーが自分の意志とは関係なく動いている感じがする。気のせい?

稜線に沿ってながしながら「中尾根上段」へここで+830m雲底まで後少し。
雲底到達をあきらめて小野子山山頂へ移動、トップアウトまで15分かかった。

子持山の上空にはサーマル雲がいくつもできていた。
沖回りで子持山を狙ったが、前進スピードが15km/h位で移動できない。

TOはかなり強めに東が入るようになり出にくいらしい。
雪景色の三国連山、谷川岳、浅間山が白く輝き美しく見渡せた。

後続セラーク佐藤さんが少しずつ高度を稼ぎ、500TOから雨乞山を経由して小野子山へ移動して行く。
指先がじんじんと寒さでしびれる。LDしても良いなと沖へ出してからTOへ戻どっ た。

丁度そのタイミングでTOしたオクターン関谷さんと絡みながら再び高度を稼ぐ。
サーマルを追い続けたオクターンは雨乞山方向へ移動していく。
途中でサーマルを見失った私は500TOへ。

「ゾウの檻」の手前でサーマルヒット、+550mまで上げる。
そのまま回し続けると雨乞山方向に行きそうなので、ここでもサーマルを途中で捨てる。
どうも雨乞山のサーマルは好きになれない。

2004年12月12日(日)フライトナビゲート 

オクターンは雨乞山から「デント」方向でがんばっている。
セラークは既に小野子山トップアウトして悠々とフライトしていた。

+200mまで落ちたところで「ゾウの檻」の前一本松上空へ移動。
丁度出来かけの雲に助けられ+550mで2回目の小野子山トップアウトを目指して 「中尾根」上段へ、途中でセラーク、オクターンと絡みながら雲底下まで上げたところで小野子山へGO。
シンクがきつくぎりぎりで山頂を回る。

2機も少し遅れて山頂を取ったようだ。
前橋方向からは黒みかかった霞が次第に近づいてくる。

沖へ出しLDへ向かう、竹藪が強風で揺れていた。
LDからの無線はときとぎ強い吹き込みがあるので注意してLDするよう情報をくれ た。
13時35分ばたつきながらLD。

真冬の様な寒さに耐えたフライト、そろそろ寒さ対策を十分にしないと長時間飛べなくなる。

最高到達高度 1340m(840mゲイン)
最長フライト時間  1時間50分
 

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