エリア訪問の旅

平成14年10月12日(土)  長野県  青木

3連休初日青木をめざして出発。今日は上空もいつもの西ではなく東が入っているようで浅間山の噴煙が西になびいていた。
鳥居峠を過ぎても逆転層がべったりとよどんでいる感じで白く霞んでいた。

さすがに連休初日フライヤーが続々と集まっていた。すでに1便はTOに付いている。少し待って2便に乗ることができた。
TOから見える上田盆地には紫色の逆転層がかなり高いところまで見て取れた。

数機がTOするがやはり上がらない、タンデムの岸さんがなんとかステイできる程度。フライヤーが多いので転回場でラインチェックをしてしばらくウエイティング。しびれを切らして1本目Btopから10:50TOしかしみごとにぶっ飛びました。あまり条件が良くないのでAtopへ移動するフライヤー多数。

11:50分頃から次第に条件が良くなりだしでみなさんステイができるようになった。Atopは南が絡んでいて出にくそう。
12:05分2本目のBからTO。TO前でサーマルにうまい具合でヒットする。
TO前は大変混雑していて私には怖かったので+150で十観山からのびる稜線に移動するがなかなか上げることができない、
Aからでた2機がトップアウトしていた。

青木 2002.10.12(土) フライトナビゲート

一度TOまで戻り+200まで高度を上げ再び十観山からのびる稜線へ移動。今度は南斜面の奥を攻める。山際から少し離れたところからイプシロンが上げながらこちらに近づいて来る。この時点でこちらに渡っていたのは4機を確認していた。

南斜面の奥を思い切って狙うと少し荒れた感じだがしっかりしたサーマルをヒット。+580mまで上げて今度は滝山からのびる稜線の中断を目指して移動。思ったより高度を失わずに今日はで移動できた。

ここから稜線に沿って美ヶ原方向へ流していく、稜線の上はサーマルがたくさん有り移動は簡単だった。
低い高度で滝山に移動してきたΩ5の込山さんに途中抜かれてしまった。Ω5が先行する形で三ツ頭へ移動する。途中まで付いて来ていたジングライダーはここで帰ってしまった。

いつもは入らない南西斜面に入ってみた。南西からできたいい雲がありここで雲底まで上げきる。+1090mで入山方面へ足を延ばすが高度を+550まで落としたので帰ることを考え引き返す。

滝山までを使って何度か小さく往復した。フライト時間も2時間に近づいたので、そろそろ降りる準備もう一度滝山で+600m上げ夫神岳へ移動を開始。

青木 2002.10.12(土) 3Dフライトナビゲート
やはり移動開始の高度が足りなかった。LDへ帰ることを考え夫神岳の手前川を渡ったところまでであきらめる。上田方面にかなり入り最後に少し高度を残してLDに向かった。

南側の国道と小高い滝山から続く稜線の間で弱いサーマルに当たる。弱いものの大きめでどんどん高度があがる。沓掛温泉の上空からは十観山に向かいながら高度を稼ぐ。なんとなんとそのまま+700まで上げて十観山をトップアウトしてしまった。

ここから今度は子檀岳へ移動するが東が強くあっという間に400m高度を失い直接山頂には着けなかった。それでも稜線の東側まで出ると荒れ荒れのサーマルに当たり何とかゲイン。一度はあきらめた子檀岳のほこらをトップアウト、このころになるとなお東が強くなかなか移動できなくなった。15:00無事LD。

こんなにきつい逆転層が有ったにも関わらず、久々に充実した一日を過ごすことができました。

獲得高度   1090m     フライト時間  2時間55分