JUNK : 02

Billy Coen

2005.01.12.


 昼の雑踏に。夜の猥雑な喧騒に。
 気付けばいつも何かを探していた。

 君のような人に会うには、どこへ行けばいいのだろう……。
 そう考え、ふと笑う。
 違う、そうじゃない。君みたいな人を探しているんじゃなくて、オレは君に会いたいんだ。
 この世でただ一人の君に。あの夏の日、絶望と混乱の泥沼に囚われていたオレをすくい上げ、解放してくれた、君に会いたいのだ。


- Fin -





memo

 日記→拍手御礼。